プロフィール

この度は、当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。

仙台市出身、東京都内在住の40代サラリーマン、隷好堂と申します。

隷好堂、とは、れいこうどう→レコード、という意味の造語です。

90年代〜00年代に多感な青春時代を過ごしました。ちょうど市場からレコードが消えてCDが全盛となった頃です。日本だと短冊形CDシングルがすぐにミリオンセラーとかになる時代でした。そんな時代にひょんなことからアルバイトでDJをするようになり、時代に逆行するようにレコードにのめり込みました。

以来20年超、就職後も毎週末レコ屋に脚を運び、レコード棚(餌箱)を漁らないとどうにも落ち着かないなぁ、という生活習慣になっています。

DJはもうやっておりませんが、レコードや音楽ソフトに対する愛情はずーっと変わらず持ち続けています。

いうならレコードを隷属するほど愛している、なので隷好堂、なのです。

このブログでは、そんな私が毎週通い続ける数多のレコードショップで見つけた名盤から奇盤・珍盤、果てはレコードに限らずCDやカセットテープをご紹介いたします。その音を聞いてみて、素直に感想をお伝えすることで皆様の日頃の音楽ソフト蒐集活動の一助となればと思っております。

(あ、もちろん個人的な楽しみもあるのですが)

皆さん、例えば、こんな疑問・煩悶をレコードショップお抱えになったことはないでしょうか?

「大瀧詠一の『ロンバケ』、40周年記念盤と旧盤、値段も違うが音はどう違うの?」

「ビートルズのインド盤って音がいいって言うけど、ぶっちゃけ高くない?UK盤とどっちの音がいいの?」

「ビル・エヴァンスの『ワルデビ』、オリジナル盤むっちゃ高くて手が出ないわ〜。ぶっちゃけSACDでもそんなに音質変わらないんじゃないの?」

要は「この値段の差=音の善し悪しの差、なの?」「ここまでのコストをかけても手に入れるべきなの」という、塩梅の問題。

音とコストの釣り合い問題とでも申しましょうか?コスパ問題とでもいいましょうか?レコ屋に行ってよくよくぶつかる課題・疑問であります。

私も同様の疑問にぶつかることが毎週のようにあります。

疑問にぶつかれば、当然ネット検索をする。

ほんとにこの盤は買ったほうがいいんだろうか?値段は妥当なんだろうか?音は素晴らしいのだろうか?

当然、限られた予算の中でより良いものを見つけ出し購入しようというのは誰しも思うこと。まして音楽が大好きな同好の士であれば、それこそ毎週・毎月のようにソフトを購入されていると思いますので、よりこのコスパ問題は切実かと思います。

「モノには限度、風呂には温度」、これは日本一有名な岩手のジャズ喫茶「ベイシー」のオーナー、菅原さんがよく使われるセリフです。

高額なものほど「モノには限度」と思うのですが、好事家の性、理性では歯止めが効かないことも多々ございます。

でも、必要な情報が見つからないということも多々あります。

そこで私はこのブログを始めようと思いました。

まずは自分が実験台(人身御供)になって、自分の手が届く範囲・できる範囲で、率直にどう思ったのか、素直に感想を書いて残し、伝えていこうじゃないか、と。

ほんの一握りの方にだけでも役に立つ、聴き比べ情報を提供できればいいな、と思って始めた次第です。

私が書く記事がすべての読者、世界中の音楽ファンの悩みを解決できるとは思っていません。もちろん個人の感覚値によるところが多いので万人に当てはまらないとも思います。

ただ、「買ったあとの後悔」(特に数年後に巡ってくる後悔)、これはできればみんなで避けていきたい。そのためのデータベースというのは大げさですが、掲示板メモみたいな?そんなものを残していきたいと思っている次第です。

もちろん、みなさんが高額盤を買うことを否定しませんし、私も買います(笑)。

このブログが私のような音楽大好きの好事家の皆さんの一助になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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