【2026年レビュー】ライカM-P typ240を1年使い倒した結論:初めてのM型デジタルライカはこれしかない!(作例多め)

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まず初めにズバリ書いてしまうが、おそらくこの記事に辿り着いたあなたは今、ライカ購入をご検討中なのではないだろうか?

「ライカ使ってみたいなぁ」
「使ってみたいけど、高いなぁ」
「新品じゃなくてもいいんだよね」
「とはいえ一番安いM型のデジタルライカってMP? Typ240?、これって2013年発売、って相当古いよね」
「古すぎて今どき使えないんじゃないかな」

そんな不安(と、「いやMPはすごくいいから買いだよ!」という淡い期待を)を抱えていらっしゃるのではないかと推察する。

断言する、あなたのそんな不安は全く無意味だ。

同じ疑問を1年前に抱えながら半信半疑で初めてのライカ、初めてのMPを買った私がいうのだから、おそらく間違いない。

2026年現在、最も賢く「ライカの真髄」を味わいながらデジタルM型ライフを始めるなら、ライカM-P typ240(以下、M-P 240)が唯一無二の最適解だ。 最新のM11-P(約140万円)との「100万円近い価格差」をボディではなく、伝説的なライカレンズに投じることで得られる体験の総量は、単なるスペックアップを遥かに凌駕する。12年前の機種とは思えない堅牢性と、使い込むほどに真鍮が覗くブラックペイントの質感は、数値化できない「所有する悦び」を教えてくれる。

LEICA MP(typ240) Summicron 50mm f:11 SS:1/1000

100万円の価格差をどう捉えるか?

ちょうど1年前の2月、私は震える手で初めてのM型ライカ、M-P typ240を手に入れた。

2026年現在、ライカの現行機であるM11-Pを手に入れようと思えば、中古でも140万円前後の予算が必要になる。対して、M-P 240は、その約3分の1、50万円前後で手に入る。

ちなみに私は2025年2月当時、約60万で手にいれた。状態にもよるが、去年よりも今年の方がより安くなったと感じている。

この「100万円の差」は、単なる節約ではない。ライカの醍醐味である「レンズ」への投資資金だ。

ご存知の通り、ライカには日本メーカーの初心者向けカメラセット(ボディ+レンズ)みたいなものはほぼ存在しない(たまに店舗側でセット売りしている場合や限定モデルなんかはあるが)。ボディと同じく、レンズも正直お高めである。そう考えると、ボディ+レンズで揃えるなら当然ボディだけでも安いに越したことはない。なんせ、初めてなんだし。

私はこの1年、浮いた差額で伝説のレンズ「Summicron 50mm f2 Rigid」を含む3本のライカレンズを揃えた。最新ボディ1台か、それともM-P 240と最高のレンズ3本か。1年経った今、私の満足度は間違いなく後者によって満たされている。

LEICA MP(typ240) Summicron 50mm f16 SS:1/1000

剥げるほどに愛おしい「ブラックペイント」という魔法

M-P 240(特にブラックペイントモデル)の最大の特徴は、使い込むほどに表面の塗装が剥げ、下地の真鍮(ブラス)が黄金色に輝き出すことだ。

LEICA MP(typ240) + Summicron 50mm f2.0(初期リジッドモデル)

購入当初から多少のスレはあった私の個体は、この1年間、ほぼ毎週、ひどいと毎日スナップに連れ出したことで、エッジの部分から「自分だけの歴史」が顔を出し始めた。最新のブラッククローム仕上げは、傷がついてもただ傷つくだけだが、ブラックペイントは使い手の指の癖や持ち歩いた時間を「エイジング」として肯定してくれる。このカメラはもはや、単なる精密機械ではなく、私の人生を共にする「相棒」なのだ。

LEICA MP(typ240) Summicron 50mm f:8.0 SS:1/1000

初期CMOSが描く「こってりとした空気感」

M-P 240に搭載された2400万画素センサーは、デジタルライカが大きな転換期を迎えた時代の産物だ。最新機のリアリティ溢れる高精細な描写とは異なり、どこかこってりとした、フィルムを彷彿とさせる濃厚な発色を見せる。

LEICA MP(typ240) Summicron 50mm f2.8 SS:1/1000

2400万画素という解像度は、2026年の今でも「必要十分」だ。むしろ、データが軽く扱いやすいため、日々の現像作業が苦にならない。雨上がりのアスファルトの濡れた質感、夕暮れの街角の空気感――。M-P 240でしか出せない「湿り気」のある描写は、最新機を手に入れた今でも、2回に1回はあえてこちらを持ち出させるほどの魔力がある。

LEICA MP(typ240) Summicron 50mm f9.5 SS:1/1000.こんなちょっと乾きかけの地面もしっとりと写してくれる

「プロ」を冠するM-P 240の信頼性

10年以上前のカメラは実用性に欠けるのではないか、という不安は不要だ。「P(プロフェッショナル)」の名を冠するこのモデルは、通常のM240からバッファメモリが2GBに倍増されている。連写しても止まりにくく、ストリートスナップでもリズムを崩さない。

右部シャッターボタンの「C」が連写モード
LEICA MP(typ240) Summicron 50mm f4.0 SS 1/1000

さらに、背面液晶にはサファイアガラスが採用されている。1年間、ケースも付けずにガシガシと使い倒したが、液晶には傷ひとつ付いていない。この「道具としてのタフさ」こそが、ライカを日々の生活へ連れ出すハードルを下げてくれる。

頑丈そうなガラス面。私はガサツなので一応フィルムは貼っているが・・・

まとめ:いつかはライカ、を今すぐ叶えるために

「いつかはライカ」という言葉があるが、その「いつか」を先延ばしにする理由はない。M-P 240は登場から12年経った今も、機能的に全く色褪せていない。

  1. 圧倒的なコストパフォーマンス(浮いた100万をレンズへ)
  2. 最新機には出せない濃厚な描写特性
  3. 真鍮が露出するまで使い込むエイジングの悦び

1年前、私が下した決断に、一片の後悔もない。もしあなたがライカの門を叩こうとしているなら、迷わずこのM-P 240から始めてみてほしい。1年後のあなたも、きっと真鍮が覗き始めた相棒を見つめながら、同じように「買ってよかった」と確信しているはずだ。

もしもっとこのカメラについて詳しく知りたければ、この動画を参考にしてほしい。

隷好堂
隷好堂

仙台市出身・東京在住の40代サラリーマン。2級ファイナンシャル・プランニング技能士/AFP資格保持。音楽と旅が大好き。

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